■ ヘリック共和国陸軍中戦闘機械獣 “スパイカー” Republic of Helic Army Medium-Battle-Zoid
"SPIKER" Mantis type

中央大陸戦争初期、主力戦闘機械獣をガリウスからゴドスへ転換中であったヘリック陸軍が、戦力の穴埋めとして投入した簡素なゲリラ戦用の中戦闘機械獣。
その設計は主力戦闘機械獣の生産に干渉しないよう注意が払われており、極限まで構造を簡略化することによって生産効率の向上を図っている。結果、装甲は切り詰められ火力も貧弱となったがそれを補う形で運動性能の強化に力が注がれ、待ち伏せによる奇襲攻撃に大変特化したゾイドに仕上がった。
元来より惑星Ziでは磁気風の影響によって、計器類の示す数値はおろか実際の弾道さえも不安定な状態にあり、実状は技術革新によって解決されつつあるものの、Ziの軍隊では歩兵・機獣化部隊問わず伝統的に白兵戦を好む傾向にあった。そして本機獣の設計にもその思想が色濃く見て取れる。

それは主兵装に火砲ではなく、「R1921破甲スパイクバヨネット」を両腕に固定装備している点である。これは「バヨネット(=銃剣)」という名が示すとおり、本来は戦闘機械獣の搭載火砲に着剣し白兵戦時に「槍」として使用する為の追加兵装であり、部族紛争時代に開発されたものであった。それを流用する事によってまた、生産工程の簡略化も図られているのである。
「急造品」だったからこそ、スマートな奇襲・格闘用ゾイドとして一つの完成された形となった本機獣は、ゴドス投入後も威力偵察や限定的な戦闘に幅広く使用され続けた。

武装
破甲スパイクバヨネット×2
25mm対空機関砲×1



と、共和国ゾイドの中でもかなり気に入っている「スパイカー」を描いてみました。実際にデザインのアレンジを拵えたのは大分前、某画像掲示板でメカボニカ祭りが行われていた時ですな。

-転進-