■ 楼門のある町
市街の高層化は、基本的に在来の市街地を物理的に破壊することなく、その上へ(当然、地下へも)層を重ねるようにして発展していった。よって、下層の市街は全体がモールの如き様相を呈しており、日が当らず空気もよどんでいる。 しかし大きな公園や寺社は天上の無い吹き抜けの形になっている場合が多く、日光が差し、自然の風が吹く場所として住民にとって憩いの場となっている。
(2003.11.27)
-転進-