薙羅
田端の道灌山から眺める灰色の大平原"尾久"の最果てにぽつねんと「あらかわ遊園」がある。十数年前その野外ステージで開催された「ソルブレインショー」は、子供心にこれすべて違和感のカタマリであった。
すなはち、TV版とまるで違う勧善懲悪の展開、「オウケィ!」という主人公の口癖など挙げればキリがなかったが、寒々とした隅田川の情景も拍車をかけていたのかもしれない。 思えばこの頃は小学校も半ば、自分の中では"特撮暦2年(別名セミマルの年)"。
ちなみに"元年"はといえば「ビオランテ」と「星の伝説」。中でも後者は、当時放送されたメイキング番組と併せてその後の影響は計り知れないと思う。数年後に観賞したセブンで当時最も印象に残ったのが「円盤が来た」で、監督が同じだったのはだいぶ後に知ったが、人が異界へ誘われるといったモチーフに当時から惹かれるものがあったようだ。
これは「まっくら森」もしかり。 

果ての遊園地といえば「アメージングスクエア」も在るが、それはまた別の話しである。