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驚天動地の大布告!ブラウ採油会社は大陸の油田を手放すことを決定、長距離自動車レース"アームズラリー"を主催し、 優勝者へその所有権を進呈する旨を発表、世界を騒がせた。
熱砂吹き荒れる大陸は、国府軍と人民革命軍による内戦が百年余り続き、土匪・馬賊が闊歩する危険地帯である。
このため参加車両には武装が許され、そして競争相手の撃破をも奨励された。アームズラリーは、前代未聞の一大戦闘レースとなったのである。
まだ見ぬゴールを目指して集った世界各国の猛者達が、、血で血を洗う激しい死闘を演じる!果たして、見事優勝を勝ち取るのは誰か!請う御期待。
谷中エージムラクモ号無線士の少年軍属。
シャチョーの工場に出入りしていた少年で、機械いじりが得意。 シャチョーの陰謀に巻き込まれて大陸まで連れてこられたが、本人はこの大冒険に胸を躍らせている。

千駄木イシロー
國土防衛軍の退役軍人で、ムラクモ号の車長兼砲撃手。通称シャチョー。下町で自動車修理工場を経営していたが、元上官の推薦でアームズラリーに参加することになった。 ラムネ好きな頑固親父。
根津アキラムラクモ号操縦手で20歳。
元はシャチョーの工場で働いていた青年で、エージと共に引っ張り出されてきた。 無口であまり表情を見せないが、彼なりにこの冒険を楽しんでいる。

吉備原イセリ
飛行船カグヤマの通信士で21歳。幼年電信学校出身の優秀な下士官である。
貧しい農家生まれの苦労人で、 曲者ぞろいなチーム中において、唯一の良心である。
五木リンタローチームの監督を勤めている國防軍大尉。シャチョーとは名コンビだったらしい。 前線のスリルを楽しむ性格であり、アームズラリーへの参加は彼にとって退屈な任務である。甘酒が好物。

シュマリ(張本・マサオ・ペカルスキー)
アイヌモシリ民主共和国の代表「フレ・イメラ(赤い雷)」のリーダーであり、親愛なる大元帥同志の長男。共和国軍においては将官待遇。 極端に幼稚な20歳。「シュマリ」は当人曰く尊称で、かつ大会登録名でもある。好物はメロンソーダ。
イワン=ゴンチャロフロシア代表「カポニエール」所属。怪力をもつ大男で巨大な砲弾を軽々と扱うものの、妻スカヤには完全に頭が上がらない小心者。
通称"馬鹿笑いのゴンチャロフ"

スコット=トレース
アームズラリー随一の生存性を誇る連合王国代表「チームクルセーダー」のリーダー。陸軍の大佐で、部下であるバージル、アラン両少佐と共に出場した。本人は戦闘よりも行政事務に関心を持つ指揮官だが、不屈の精神も併せ持つ。紅茶が大の好物。
"ガソリンの一滴は血の一滴"と叫ばれる甲鉄傳紀世界で、独自発展を遂げた機械たち。アームズラリー参加車両も例に漏れず、完走を目指して様々な創意工夫が凝らされている。
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ムラクモ 國防軍が警備用に導入した「三式装甲自動車乙型」の改造車。通称ボログルマ。 設計は隅宮川瓦斯電氣で、同社製105馬力発動機に代燃炉を接続している。 本来の武装は重機関銃2丁だが、うち1丁を歩兵砲に載せ代えて火力の強化を図っている。 |
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| 甲號代燃炉 木炭を燃焼させ、内燃機関の燃料となる木炭ガスを生成する装置。官民一体の開発計画により生み出された代燃炉「おおすみ」の軍用型。現在では旧式とされる大型の車外炉だが信頼性は高い。 |
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カグヤマ ムラクモの支援用飛行船で、補給が主任務。現地自活が義務付けられているらしく、コース付近の街や村落から補給物資を調達してムラクモに届けている。 原型は國防軍の九七式巡航飛行船で、自衛用に重機関銃を4丁搭載。 |
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